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2020.08.01

20SS DRY TWILL JERSEY

下書きにはいりっぱなしだった。
8月になって、秋冬のデリバリーも始まるというのに。
梅雨明けのこれからさらに出番も多い、せっかくのいい素材なので。

強撚糸で編み立てた和歌山素材。ご存知のように吊り編みなどのコットン編物素材では国内でダントツの紀南エリア。
強撚糸特有のカリッとしたドライタッチで、かつ「透けない」厚みを確保したマテリアルです。
そして、黒の染まりがとても深いのも特徴的です。
洗い上がりの糸の感じもかなり良いので、店頭よりもしばらく着ていただいた後のほうがテキスタイルの「力」を強く感じていただけるかと。
触れてみないと伝わりづらいのですが、このミディアムウェイトのカットソーシリーズ、
適度な落ち分と素材の張りが同居していて、ベーシックなTEEに用いられる天竺素材とは異なります。
かといって、「ドレス感」とも全く違うし….表現の言葉不足。

いくつかモデルを。

PAPER と名付けた新作。スクエアに近いボックスシルエットのポケ付き。
チェスト、スリーブともゆったりめ。このバランスに対してレギュラー丈なので、太めのパンツやショーツとの相性よろしいかと。多分、一枚で決まると思います。
今っぽいのかクラシックなのか…。どちらにも目に映るモデルです。

一転、こちらはTHE CLASSIC パターンラグランTEEの “LEWIN”。
タイトフィットのこちらはオールドスタイルな半袖のスウェットシャツから企画が始まったモデルです。
変則ラグランをダーツも加えて、強めになでた肩線です。
半袖スウェット着てる人しばらく見かけないなー、割と好きなアイテムなんですけどね。現在の日本の気候に合わなくなってきているのかもしれませんね。

他にもタンクトップや、ロング丈の”LUNG” などもラインナップされています。

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