2018.10.29
materials for 18fw
何度かに分かれそうですが、今季のマテリアルやデザインの話を。
高密バフクロス ランダムライン
カーボンとダークオリーブの2col.展開。
コットンに強い浜松でテキスタイルデザインから始めたファブリックです。バフクロス特有のペーパー感(タイプライターのような)にところどころ飛び込むゴールデンイエローのラインを不揃いに配置。
生産時の裁断配置や、縫い手の加減がデザインにダイレクトに反映されるシリーズとなっています。
これはKLASICAのスターティングポイントである資材からのリメイクコレクションのタッチをいかにクオリティを高めつつ、製作もスムーズに進められるかという視点にたったもの。いくつかのモデルと共に…
アイテムは生地の質感に合わせた、ミリタリーのエッセンスが強いモデルが多めです。
40’s フレンチのモーターサイクルコートに同じく40’s U.S.のレインコートディテールを加えた”FR-C’43mix”。迫力のあるAラインが特長です。(脱着式のボアライナーがセットされています。)
ヴィンテージミリタリーコートのライナーに多く見られるライナーをリバーシブルアウターに引き上げた”VERK”。KLASICAとしてはリリースの少ないショート丈のアウターです。ボトムはワイドもタイトも、と提案したいモデルです。
こちらはROYAL NAVYのベンタイルデッキパンツモチーフを、重量級なオリジナルの構造を軽量化し、レングスを9部丈にアレンジ。「軍パン」派生ですが、かわいげも感じさせるのはクラシックベースゆえ。